龍笛 ほか: | 長谷川景光 |
楽箏 ほか: | 左野龍子 |
朗読: | 松浦このみ |
発売日: | 2024年9月21日 |
紫式部の雅楽 収録曲
1. |
第一部 敦成親王誕生記 第一章 寛弘五年秋の記 一 土御門殿邸の初秋の様子 朗読 |
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2. |
平調「萬歳楽」 楽琵琶 |
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3. |
大食調「大平楽道行(朝小子)」 龍笛・楽箏 |
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4. |
大食調「大平楽破(武昌楽)」 龍笛・楽箏 |
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5. |
大食調「大平楽急(合勧塩)」 龍笛・楽箏 |
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6. |
第一部 敦成親王誕生記 第二章 寛弘五年冬の記 六 御前の管弦・舞楽の御遊 朗読 |
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7. |
壱越調「賀殿破」 龍笛・楽琵琶 |
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8. |
壱越調「賀殿急」 龍笛・楽琵琶 |
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9. |
大食調「長慶子」 龍笛・大篳篥 |
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10. |
第三部 宮仕生活備忘記 第三章 寛弘七年正月 若宮たちの御戴餅 三 正月十五日敦良親王御五十日の祝い 朗読 |
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11. |
催馬楽「安名尊」 楽琵琶・歌 |
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12. |
双調「鳥破」 龍笛・笙 |
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13. |
双調「鳥急」 龍笛・笙 |
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14. |
双調「調子」 笙 |
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紫式部といえば、世界最古の小説であり海外でも高く評価されている『源氏物語』の作者とだけ思われがちです。しかし、同著となる『紫式部日記』、別名『紫日記』も、平安王朝の実像を後世に伝える貴重な日記文学として位置づけられています。その内容は、中宮彰子の出産が迫った1008年(寛弘5年)秋から1010年(寛弘7年)正月までの約1年半の間に書き遺した日記、書状で構成されています。
『源氏物語』においては、多くの雅楽曲名が登場し、また演奏・演舞の場面が描かれています。しかし、これは小説であるが故にフィクションと解釈されます。一方、『紫式部日記』に書かれている雅楽の場面は歴史的事実であり、雅楽研究に一石を投じる貴重な要素を含んでいます。
このアルバムでは、『紫式部日記』の朗読と共に、記載された雅楽曲を当時の雅楽譜で演奏するという、本邦初となる企画に基づき制作されました。